※このプロフィールは「産学官連携ジャーナル」2006年8月号に掲載されたものです。

レイラ・リステリ
(Leila Risteli)

オウル大学 研究サービス部 部長・医学博士




産学官連携ジャーナルの記事

経歴 / Career
1976年 オウル大学にてMedical degree 取得
1977年 オウル大学にてMedical biochemistry(医生化学)のPh.D.取得
2003年 オウル大学にて歴史学でMaster of Arts取得

ドイツ・ミュンヘン所在のMax-Planck-Institute for Biochemistryにおいてポスドク研究員として勤務した後、1988年に臨床検査医学を専門とし、2004年には臨床化学においてthe European Board of Medical Biopathology(ヨーロッパ医科生病理学会)の基幹研究員となった。現在はオウル大学においてMedical biochemistryを、タンペレ大学においてclinical chemistry(臨床化学)の、客員講師を務めている。1995年には、”Pro Universitate Prize”を受賞した。

技術移転に係わる以前には、20年以上にわたり生化学とコラーゲンの臨床化学研究を行い、7つの博士論文の監修と170件以上の学術論文の共同執筆を行った。これらの論文は、データベースであるWeb of Scienceで7,000件以上引用されている。医療診断に関する80以上の特許が対象となっている5つのpatent familyの共同発明者である。この80の特許は日本特許が4件含まれている。その全ての特許は医療診断に関するものである。

1994年からは、オウル大学の研究管理と技術移転機能の育成と監督に携わる。オウル大学は3,000人を超える教職員を擁し、バイオテクノロジー、情報技術、北方地域や環境の問題に焦点をあてた研究を行っている。同博士が所属するResearch and Innovation ServicesはEUの研究・技術開発組織プログラムの特別な専門知識を用い、産業界・中小企業・EUとのリエゾンを行うことはもとより、研究費の特許取得前/後のリサーチ業務、リサーチ契約、大学の技術移転と知財管理を担当する。

同博士は、EC、フィンランド教育省、そして研究資金を提供する国内外のいくつかの機関の専門家として仕事をすることが多く、フィンランド国内の全大学の技術移転機能の発展に貢献している。2004年から、日本の特許庁に相当するフィンランドの国家特許・登録委員会理事会のメンバーを務める。